2013年8月27日火曜日

尾瀬

2013.08.25 尾瀬  長蔵小屋近くから燧ケ岳を望む

 
2013.08.24  沼山峠休憩所  イワツバメの巣
 
2013.08.25  尾瀬  ウメバチソウ
 
 
2013.08.25  尾瀬  ミズバショウの根元のクマの糞



8月24日から25日、おおよそ二十年ぶりに尾瀬に行って来ました。ここは、湿原のミズバショウが有名な場所です。周りを燧ケ岳などの山に囲まれた本州で最大の高層湿原とのことです。

まず、沼山峠休憩所の軒下にはイワツバメの巣があり、時期的に少し遅いと思うのですが、一つの番いだけでしたが子育ての最中でした。このイワツバメは、水戸でも見ることができます。湿原の周りの森から、メボソムシクイの囀りが盛んに聞こえてきました。8月末でもメボソムシクイは、囀るということが解りました。湿原ではホオアカなども確認できました。

また、湿原で、ニッコウキスゲは見られませんでしたが、キンコウカやウメバチソウ(梅鉢草)などが観察できました。少し怖かったのですが、ミズバショウの実の部分は、ほとんどツキノワグマに食われていて、クマの糞がミズバショウの根元に見られました。

今回は、ばてて仕舞うかもしれないと心配していましたが、高原は秋を思わせる天気になり、尾瀬のハイキングを満喫しました。

2013年8月23日金曜日

筑波実験植物園



2013.08.21 筑波実験植物園  (水槽のデンジソウ)

2013.08.21 筑波実験植物園  (インドボダイジュ)

2013.08.21 筑波実験植物園  (インドボダイジュ)

8月21日、つくば市にある「筑波実験植物園」に行って来ました。ここは、国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した機関で、世界の熱帯や乾燥地に生育する植物や日本に生育する代表的な植物も見られます。企画展として、「水草展」を開催していましたので、見学してきました。

まず、水草デザイナーによって制作された水槽を見学しました。日本のものだけでなく世界から集められた水草も有り、綺麗なものでした。この中に、デンジソウ(田字草)があり、水の中に沈水した状態で植えられていました。以前、水戸の「逆川緑地」で見た時は湿地に生えている状態でしたので、沈水した状態で長い間生息することができるのかと思い、帰ってきて調べてみましたが、解りませんでした。

また、御釈迦様がこの木の下で悟りを開いたという、仏教聖木の一つクワ科イチジク属のインドボダイジュ(印度菩提樹)が有りました。各地で植えられているシナノキ科のボダイジュ(菩提樹)とは、別物だと初めて知りました。もっとも、私がいくらこの木の下で座禅に励んでも、悟りは開けないだろうと思いますが。

2013年8月6日火曜日

サロベツ湿原


2013.07.07 サロベツ湿原近くの風車(エゾシシウド?)

 
 


2013.07.07 サロベツ湿原近くのハマナス
 
 
2013.07.07 サロベツ湿原 トキソウ
 
  77日、北海道のサロベツ湿原に行ってきました。

  サロベツ湿原近くの日本海側の海岸線は、風が強いらしく、風車が整然と並んでいました。水戸付近では見ることのできない風景が広がっています。ハマナスの花が見頃で、朱色が緑の中に映えていました。ハマナスは、太平洋側では茨城県が南限です。特に鹿嶋市大小志崎は、ハマナス自生南限地域として国の天然記念物に指定されています。

  サロベツ湿原の中の遊歩道で見られたトキソウ等も、可憐でした。空気が違いますね。