2月26日から3月1日に、沖縄島に行ってきました。
沖縄島には以前一度だけ行きましたが、その時の山原の森の風景は忘れられませんでした。今回は一度目のような驚きはありませんでしたが、それでも沖縄の北方のヤンバルクイナの棲む森とジュゴンの棲む海は、違うレベルの自然が残っているなと感じられました。
ここでは、関東地方では見られない鳥、同じ種でも微妙に違う鳥を見ることが出来ます。今回も、水戸では夏にしか見られないサシバを、水戸では見られないクロサギ、シロガシラ(移入種とされています)を見ることが出来ました。また、水戸にいるキジバトやヒヨドリとちょっと違うと思われる鳥も見ることが出来ました。イソヒヨドリは、何処に行っても普通に見られ、さえずりを始めているようでした。
ところで、山原の森は平成28年に「やんばる国立公園」に指定されました。そして、西表島などと共に世界自然遺産の登録に向けて調整を続けているということです。
海岸線は前回の時より開発が進んでいるようですが、できれば山から海岸線まで世界自然遺産となって残ってもらいたい場所です。もし、もう一度訪れる時があり体力が残っていれば、世界遺産の森を散歩したいなと思います。